トヨタ自動車 ヴェルブリッツ |
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10 |
合計 |
30 |
3 |
前半 |
19 |
7 |
後半 |
11 |
0 |
勝点 |
5 |
1 |
総勝点 |
9 |
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パナソニック ワイルドナイツ |
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トヨタ自動車ヴェルブリッツ 10-30 パナソニック ワイルドナイツ
セカンドステージ・第1節 グループA
2014年11月29日(土)14:00キックオフ/愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場
雨が上がり、雲の切れ間から日差しが注ぎ込む中、トヨタ自動車のキックオフで試合が始まった。開始直後の前半2分、パナソニックは中盤のラインアウトから素早く展開し、14番 北川がライン際を走り切りトライ。0-5とする。その後は両チームとも激しいボールの奪い合いで一進一退の攻防が続く。
トヨタ自動車は、前半18分、相手ペナルティから10番 文字がPGを決め、3-5とする。前半21分、パナソニックは敵陣ラインアウトからテンポの良い攻撃でディフェンスラインを突破し、サポートしていた7番 西原がトライ。3-12とする。ブレイクダウンで優位に立つパナソニックは、前半29分にもゴール前でNo.8ホラニがトライを奪い、3-19とする。トヨタ自動車も敵陣ゴール前まで攻め込むが、パナソニックの固いディフェンスに阻まれ、得点には至らない。3-19でパナソニックがリードし、前半が終了した。
後半、先に点を取ったのはパナソニック。後半5分に10番 バーンズがPG決め3-22とすると、後半18分にも10番 バーンズからのキックパスを受けた14番 北川が相手をかわしトライ。3-27とリードを広げる。反撃したいトヨタ自動車は、後半26分、連続攻撃でゲインを繰り返し、最後は12番 シリベヌシィがディフェンスラインのギャップを突きトライ。10-27とする。しかし、後半31分にはパナソニックの23番三輪がPGを決め10-30とし、なかなか差が縮まらない。そのままパナソニックがリードを守りきり、10-30で勝利した。
(山下 岳)
● 記者会見ダイジェスト ●
トヨタ自動車ヴェルブリッツ

廣瀬監督(左)、文字ゲームキャプテン
廣瀬佳司監督
「セカンドステージまでの1カ月間にハードトレーニングをして昨年のチャンピオンチームに挑戦しましたが、開始早々にトライを取られトヨタ自動車らしいラグビーができませんでした。もっとハードワークをしないといけません。選手たちはやるべきことは分かっています。後半はメンバー変更をしながらリズムが良くなりました。次に繋がる後半でした。次節は始めからトヨタ自動車らしいラグビーをしたいと思います」
文字隆也ゲームキャプテン
「前半にミスが多く、テンポもつかめないまま自滅してしまいました。個人の簡単なミスが非常に多かったことが残念です。メンタルの面で準備ができていなかったのかもしれません」
パナソニック ワイルドナイツ

ディーンズ監督(右)、堀江キャプテン
ロビー・ディーンズ監督
「セカンドステージを勝ってスタートでき嬉しいです。ボーナスポイントも付けることができました。また、パーフェクトではないが良いパフォーマンスができました。厳しくて難しい試合が続くので、もっと成長しないといけません。怪我人も復帰してきたし次節以降も楽しみです」
堀江翔太キャプテン
「タイトなゲームになることは分かっていたので、最後まで集中を切らさず戦えたことが良かったです。セカンドステージに向けて特別なことはやってきていませんが、チームとしてシステムの確認をしました。次の試合もスタッフとプレイヤーが同じ方向を向いて戦っていきたいと思います」
マン・オブ・ザ・マッチはパナソニック ワイルドナイツ10番、ベリック・バーンズ選手
この日、パナソニック ワイルドナイツの霜村 誠一選手がリーグ戦通算100試合出場を達成
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