クボタ スピアーズ |
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18 |
合計 |
8 |
0 |
前半 |
3 |
18 |
後半 |
5 |
4 |
勝点 |
0 |
8 |
総勝点 |
2 |
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コカ・コーラ レッドスパークス |
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クボタスピアーズ 18-8 コカ・コーラレッドスパークス
セカンドステージ・第1節 グループB
2014年11月29日(土)11:40キックオフ/東京・秩父宮ラグビー場
肌寒い雨が降る秩父宮ラグビー場の第1試合はファーストステージ プールA3勝3敗1分で5位のクボタスピアーズと、プールB1勝6敗で7位のコカ・コーラレッドスパークスとの一戦。
ファーストステージはお互いに波に乗れなかっただけに、セカンドステージは初戦を幸先よく勝ってワイルドカードトーナメントへ近づきたいところ。
前半はクボタのキックオフで試合が始まった。
雨の中での戦いはハンドリングミスが多く、前に出られない両チーム。惜しいところまでいってもなかなか得点をあげられない。
39分、クボタのノックオンオフサイドのペナルティをコカ・コーラ12番CTBラファエレがやや右側25mのPGを決めてようやく試合が動き出した。0-3。
前半は雨の中で両チームとも攻守に精彩を欠いていた。後半戦どう立て直していくかが見ものである。
後半はコカ・コーラのキックオフで始まった。
6分、クボタがラックからライン攻撃で左へ回して11番WTB 田中がこの試合の初トライをあげた。12番CTB立川が左隅30mの難しいゴールを決めて逆転した。
15分、コカ・コーラのオーバーザトップのペナルティで12番CTB立川が中央30mのPGを決めて10-3。
24分、コカ・コーラのオフサイドに12番CTB立川が中央22m PGを決めて13-3。
33分、クボタがゴール前でラックサイドをしつこくついて右隅に18番PRタキタキがトライをあげて突き放す。18-3。
39分、コカ・コーラ15番FB吉澤が右隅へ走り込んでトライを上げて一矢報いた。18-8。
マン・オブ・ザ・マッチは雨で大味な試合になった中でも攻守の要として光っていたクボタスピアーズ12番CTBの立川理道だった。
次節はクボタスピアーズが12月7日(日)11:40~名古屋市瑞穂公園ラグビー場で豊田自動織機シャトルズと、コカ・コーラレッドスパークスは12月7日(日)13:00~滋賀・皇子山総合運動公園陸上競技場でNTTドコモレッドハリケーンズと対戦する。
(奥山 禎晴)
● 記者会見ダイジェスト ●
コカ・コーラレッドスパークス

山口監督(右)、山下ゲームキャプテン
山口智史監督
「雨の中、秩父宮に多くのお客様に来ていただき応援してくださったのは良かったと思います。ただし、結果が良くなかったと思います。ファーストステージ同様、セットプレーが機能しませんでした。次戦以降はアタックの起点を整備して戦っていきたいと思います」
──ファーストステージからの修正は?
「このウィンドウマンスで、ブレイクダウン、セットピース、フィットネスの三つにフォーカスしてやってきました。フィットネスはある程度成果を出せたと思います。セットピースは、次週以降、修正したいと思います。クボタさんはジャッカルの上手いチームですが、こちらもブレイクダウンで1回しか反則を取られていないのは良かったと思います」
山下昂大ゲームキャプテン
「セカンドステージの初戦で、試合の内容も良くしていこうとフォーカスして、目指すアタッキングラグビーをしようと臨みましたが、判断のミス、オプションのミス、セットプレーのミスが出て、アタックの機会が少なくなってしまいました。残り6試合、改善していきたいと思います」
──序盤は良かったが?
「まずは、ラインアウトでのミスです。そこで返されて、自分たちのペースをつかめませんでした。自陣での時間も長く、アタックすればミスでターンオーバーされ、セットピースでもターンオーバーされました。そこをしっかり修正し、自分たちのラグビーをやって行かないとスコアできないと思います」

クボタスピアーズ

石倉監督(右)、今野キャプテン
石倉俊二監督
「いつも、このような機会を与えて頂き、皆様に感謝申し上げます。セカンドステージでは今後ともよろしくお願い致します。これだけの雨で前半はミスが多く、後半は自分たちが練習してきたことが出せたと思います。後半はディフェンスで前へ出て止められました。まだ、1勝しただけですので、しっかり7戦全勝を目指していきたいと思います」
──ハーフタイムの指示は?
「特に大きな修正はないが、ファーストステージで課題だった、前へ出てのディフェンスをしっかりやろうと言いました。後半はしっかりできたと思います」
今野達朗キャプテン
「本日はありがとうございます。前半はミスなく、ディフェンスも動きが良くできました。後半は両チームとも良かったのですが、苦しい時間帯に点を取って勝てたのは良かったと思います」
──1か月の取り組みは?
「特に大きな変更はありませんでした。今までやってきたことをやろうと。ファーストステージで良かった前へ出るディフェンスは継続し、トライを獲り切れていなかったところを、プレーの精度を上げて獲り切ることをテーマにしました。その成果が少しずつ出てきていると思います」
マン・オブ・ザ・マッチはクボタスピアーズ12番、立川理道選手
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