豊田自動織機 シャトルズ |
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22 |
合計 |
31 |
10 |
前半 |
19 |
12 |
後半 |
12 |
1 |
勝点 |
5 |
4 |
総勝点 |
14 |
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東芝 ブレイブルーパス |
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(写真:清水良枝)
豊田自動織機シャトルズ 22-31 東芝ブレイブルーパス
プレシーズンリーグ プール戦 第3節 プールD
2015年9月19日(土)16:40キックオフ/愛知・パロマ瑞穂ラグビー場
スタジアムに秋を感じさせるコンディションの中、東芝の風下からのキックオフでゲームが開始された。
強風を利用して地域を進めたい豊田自動織機であったが、先制したのは東芝。前半2分、キックカウンターから前進、相手陣でペナルティーを得るとタッチキックでゴール前のラインアウトを獲得。そのままモールで押し込み6番 山本紘がトライ。0-5とした。
対する豊田自動織機もすぐさま反撃、BKに展開し前進。最後は左中間に8番 ラウリーが飛び込みトライ、5-5とした。
その後もお互いが強い圧力を掛け合う攻防の中、相手ゴール前に地域を進めた東芝は前半12分、ペナルティーを得るとスクラムを選択。再三押し込んだ後BKに展開、13番 クラスカが抜け出しゴール中央にトライ(ゴール成功)。5-12とした。
優勢にゲームを進める東芝は前半17分、キックカウンターから豊田自動織機の防御の隙をつき展開。最後は14番 松延が左中間に飛び込みトライ(ゴール成功)。5-19とリードを広げた。
その後、双方ハンドリングエラーなど細かなミスが続く。それでも前半36分、ゴール前のラインアウトを得た豊田自動織機はラインアウトモールを形成、巧みに揺さぶり4番 藤井が抜け出しトライ。10-19とスコアが拮抗して前半が終了した。
後半風上に立った東芝はキックで地域の前進を試みるもキックの精度が上がらず、中盤での攻防が続く。双方戦術的入れ替えでリズム、テンポの変化を試み始めるが、ゲームの展開はやや膠着してゆく。
それでも自力に勝る東芝は後半20分、ゴール前のラインアウトを獲得。前半から優位に立つラインアウトからモールで前進、最後はペナルティートライ(ゴール成功)で10-26と引き離す。
さらに後半26分、キックカウンターよりBKが前進、巧みにボールを継続し15番 夏井が左中間にトライ、10-31と勝利に近づく。
対する豊田自動織機も積極的にボールを継続しトライの機会をうかがう。後半31分、今度は豊田自動織機FWがラインアウトモールを形成、前半同様巧みに揺さぶりながら前進、7番 竹内が飛び込みトライ(ゴール成功)。17-31と意地を見せる。さらに後半39分、FW・BK一体となった連続攻撃で14番 赤石が左中間にトライ、22-31とスコアを縮めるが、ゲームはそのまま東芝が勝利を収めた。
● 記者会見ダイジェスト ●
豊田自動織機シャトルズ

丹生ヘッドコーチ(左)、松岡キャプテン
丹生雅也ヘッドコーチ
「リコー戦の反省を生かして、フィジカルで勝負をして勢いをつけたいと思っていましたが、逆にプレッシャーをかけられてミスをさせられました。ボールキープやパスキャッチの部分でミスが出てしまいました。
後半は、前半のミスを修正しようとして臨みました。後半については今シーズン一番の出来だったと思います。それだけに前半が悔やれます」
松岡毅キャプテン
「フィジカルでプレッシャーをかけられてミスが出てしまいました。しかし、チームメイトの良い所がいくつか見られたので嬉しく思います。ミスのあった部分を修正していきたいです」
東芝ブレイブルーパス

富岡監督(右)、森田キャプテン
冨岡鉄平監督
「前節までに2試合戦って、選手たちも疲れている中で、集中して試合をすることができました。怪我人も戻ってきて、良い緊張感を保てています。
次の順位決定戦やトップリーグに向けて良い準備をしていきたいです」
森田佳寿キャプテン
「(プールDを)1位で通過できて嬉しく思います。ゲームで、練習の積み重ねの中での甘さが出てしまいました。2週間後の順位決定戦へ向けて、修正していきたいです」
マン・オブ・ザ・マッチは東芝ブレイブルーパス15番、夏井大輔選手
(記事:早坂一成 広報担当:進藤剛)
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