トヨタ自動車 ヴェルブリッツ |
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45 |
合計 |
21 |
31 |
前半 |
7 |
14 |
後半 |
14 |
5 |
勝点 |
0 |
11 |
総勝点 |
4 |
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豊田自動織機 シャトルズ |
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トヨタ自動車ヴェルブリッツ 45-21 豊田自動織機シャトルズ
トップリーグ2015-2016 第3節 グループB
2015年11月28日(土)14:00キックオフ/愛知・パロマ瑞穂ラグビー場
愛知ダービーは、冬の寒空の下、シャトルズのキックオフで試合開始。
序盤からお互いに持ち味を出し合い、積極的にボールを動かす。最初にスコアしたのはヴェルブリッツ。6分、ラインアウトから8番 安藤がトライ(ゴール成功)をあげる。
その後はシャトルズがゴール前まで攻め込むが、ヴェルブリッツのディフェンスが固く、一進一退の攻防が続く。
その均衡を破ったのはヴェルブリッツ。前半14分に10番 文字のPGでスコアし、さらに21分にも、10番 文字がトライ(ゴール成功)をあげ、17-0と点差を広げる。
しかし、前半26分、シャトルズが連続攻撃から10番 ヘガティーがギャップをうまくついてトライ(ゴール成功)をあげ、17-7となる。
このまま追撃ムードかと思われた前半33分、ターンオーバーからヴェルブリッツ15番 ロビンソンがトライ(ゴール成功)をあげると、さらに、その直後のキックオフからもノーホイッスルトライ(ゴール成功)をあげ、31-7のヴェルブリッツリードで前半終了。
後半は、開始早々からヴェルブリッツが積極的に攻撃を仕掛け、ペースをつかもうとする。しかし、最初にスコアしたのはシャトルズ。
2分に自陣からパスとランを織り交ぜて攻撃し、13番 サンダーズがトライ(ゴール成功)をあげ、31-14と追い上げを図る。
ここからこう着状態が続くが、後半18分、ヴェルブリッツが敵陣ゴール前から連続でラックを支配しながら、最後は展開し14番 彦坂がトライ(ゴール成功)をあげ38-14、突き放しにかかる。
シャトルズは、後半26分に14番 朝見がトライ(ゴール成功)をあげて追い上げるも、ヴェルブリッツは終了直前の後半38分、19番 ボスマの力強いランによるトライ(ゴール成功)でダメを押し、そこでノーサイド。45-21でヴェルブリッツが快勝した。
● 記者会見ダイジェスト ●
豊田自動織機シャトルズ

丹生ヘッドコーチ(左)、松岡キャプテン
丹生雅也ヘッドコーチ
「ありがとうございました。前半10個ぐらいターンオーバーがあり、個人的なミスが多かった。後半は自分たちのラグビーができた。後半の内容が前半から出せればよかった。次に繋げたい」
松岡毅キャプテン
「ありがとうございました。前半の内容が敗因のすべて。織機はチャレンジャーなので、受けてはいけないことがよくわかった。後半スイッチが入って、手応えを感じることができた。次に修正して頑張りたい」
──ハンドリングミスが多かった理由は?
松岡キャプテン
「トヨタの大きいFWからもプレッシャーは受けたけれど、自らのハンドリングスキルに問題がある」
──去年からの修正課題があれば教えて下さい。
丹生ヘッドコーチ
「課題は毎試合あるので、次の試合に向けて修正をしていく」
松岡キャプテン
「技術的なことはあるが、チャレンジャーとして良いメンタルで試合に臨むことが大切であると思う」
トヨタ自動車ヴェルブリッツ

菅原監督(左)、滑川ゲームキャプテン
菅原大志監督
「ホームゲームで織機さんと多くのファンの中で試合ができたことを嬉しく思う。キックチェイスから良い形ができたことがよかった。後半自らのミスから相手にチャンスを与えてしまったことはよくなかった」
滑川剛人ゲームキャプテン
「多くのファンの中で楽しい試合だった。トヨタの方がプレーの精度が高かったことが勝因」
──2試合連続ボーナスポイントでしたが、得点アップのポイントは?
菅原監督
「前半フェーズを重ねて我慢強く攻めることができた。ラインアウト、スクラムの安定もよかった」
──前半からFWに固執しないでボールを展開していたように思いますが、意識的にそうプレーしたのですか?
滑川キャプテン
「FWのセット、ブレイクダウンが安定したので、BKも生きたと思う。FWの強みを出してこれからも頑張りたい」
マン・オブ・ザ・マッチはトヨタ自動車ヴェルブリッツ8番、安藤泰洋選手
(記事:大林直之、小川智)
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