豊田自動織機 シャトルズ |
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19 |
合計 |
35 |
5 |
前半 |
0 |
14 |
後半 |
35 |
0 |
勝点 |
5 |
4 |
総勝点 |
21 |
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キヤノン イーグルス |
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豊田自動織機シャトルズ 19-35 キヤノンイーグルス
トップリーグ2015-2016 第5節 グループB
2015年12月13日(日)13:00キックオフ/岐阜・岐阜メモリアルセンター 長良川球技メドウ
展開力で勝ったキヤノン
気温16度。この時期にしては暖かい岐阜城のふもと、長良川球技メドウで行われたラグビートップリーグ。今年は岐阜県では初めて球技場を使用しての開催。観客とプレーヤーの距離が近く臨場感があり、試合も非常に盛り上がった。
前半両チームともに攻め込むが、反則や簡単なミスが多く、なかなか得点板に点数が入らない展開に、32分豊田自動織機が敵陣22mラインアウトから6番 バツベイの縦突破からブラインドに展開して、14番 朝見のスピードあふれるランニングでトライ。5-0とした。前半終了。
後半、体格に勝るキヤノンがマイボールのキックオフを競り勝ちボールキープ。BKに大きく展開してゴール前ラックから6番 アイブスの縦攻撃を絡めて10番 橋野が対面を外に振り切りトライ。11番 森谷のゴール成功。5-7。
トライをして勢いづいたキヤノンの選手の動きが俄然よくなり、大きく外に展開すると面白いようにボールがつながり、後半4分、11分に連続トライ。(5-21)
しかし、ホームゲームの豊田自動織機が粘る。キヤノンがシンビンで1人少ない状況でスクラムから連続続撃。キヤノン陣のゴール前、10番 ヘガティーの好判断で内側に走り込んだ11番 松井にパスが通りトライ。(12-21)
その後一進一退の攻防が続いたが、RWC南アフリカ代表で活躍したキヤノン15番 ルルーが素晴らしいカウンターアタックから24分にトライ。終了のホーンが鳴っても攻め続けるキヤノン15番 ルルーをフォローした19番 杉永が40分にトライを追加。豊田自動織機もキヤノンゴール前で力強いモールを組み、反則を誘い、コラプシングによる認定トライを38分に返したが力及ばなかった。最終スコア(19-35)。
両チームとも持ち味を充分に出したゲームであった。ディフェンスも激しくアタックも外に大きく展開する両チームに2,000人を超えた観衆が沸いたゲームであった。
尚、マン・オブ・ザ・マッチは1トライ5ゴールをあげたキャノンイーグルス11番 森谷直貴選手が選ばれた。
(岐阜県ラグビー協会 木田敏行)

● 記者会見ダイジェスト ●
豊田自動織機シャトルズ

丹生ヘッドコーチ(左)、松岡キャプテン
丹生雅也ヘッドコーチ
「前半はお互いに良いプレッシャーの掛け合いであった。ディフェンスはよかったが、ミスも多かった。後半は先週と同じくミスからの失点となり、また、キヤノンのアタックもよかった」
松岡毅キャプテン
「前半は粘り強くコミュニケーションもよくディフェンスができた。後半自分たちのミスから悪い時間が続いた。今後は後半の最初からトライをとれるよう切り替えていきたい」
キヤノンイーグルス

永友監督(右)、橋野キャプテン
永友洋司監督
「結果勝ったことを評価したい。相手プレッシャーによるミスが多く、正しいプレーができていなかった。コーチ陣の反省するべきところである。5週間の遠征試合であり、選手もよくやってくれた」
橋野皓介キャプテン
「こぢんまりしたグランドで、観客と近く醍醐味がありうれしかった。前半はリードされたあせりからミスが多く出た。後半は自分たちのアタックを目指し目標の4トライが取れた。トップを狙える順位にあり、来週のトヨタ戦に是非勝ちたい」
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